剣道の極意とは?宮崎正裕
戦後最強の剣士・宮崎正裕の強さの秘密について
剣道の極意とは何か?
「平成の剣豪」、「剣道界の鉄人」、「努力の天才剣士」と称される宮崎正裕。
その強さの秘密はどこにあるのでしょうか?
その極意を宮崎の発言から考えてみることにします。
宮崎正裕(剣道家)
『努力する、よく練習するというのは当たり前として、人の話をよく聞くこと。「強くなりたい」という強い気持ちを持ちながら、素直に周りの人の助言に耳を傾ける姿勢を持つこと』
剣道が強くなるには、素直さ、正しい稽古法で稽古を続けることが大切です。
何歳になっても強くなり続ける剣道とは?
➡ 剣道上達の秘訣
宮崎正裕とは?
少年時代
横浜市出身で、剣道強豪校である東海大相模高校に進学した。3年間の稽古を皆勤で通し、毎日朝夕4時間の稽古を重ねた。弱点や攻め方を分析しノートに記録しており、非常に研究熱心な性格だった。
青年時代
高校卒業後、神奈川県警察に奉職。12年連続全日本剣道選手権大会に出場。優勝6回(内2連覇2回)・準優勝2回。の偉業を達成。戦後最強の剣士とも呼ばれる。この他の戦績として、世界剣道選手権大会団体優勝4回・個人優勝1回、全国警察剣道選手権大会優勝6回(内、3連覇1回・2連覇1回)・準優勝1回・第三位3回、全国警察剣道大会(団体)優勝2回、国民体育大会剣道競技優勝1回・第三位2回、全日本選抜剣道七段選手権大会優勝5回・準優勝3回などが挙げられる。
師範として県警の弟子となる正代賢司、高鍋進、勝見洋介を全日本剣道選手権大会優勝に導いた。
2009年、剣道八段審査に初挑戦で合格。2010年、寛仁親王杯剣道八段選抜大会で優勝。2016年、全日本選抜剣道八段優勝大会で優勝。
など指導者となってもその強さは変わらない。
『剣とは胸に誠を刻むこと。道とは人に夢を語ること。』
『剣を磨くより先に心を磨け』
『努力をする人は「希望」を語り、努力をしない人は「不満」を語る。』
小中学生の頃は、あまり目立った存在ではなく、昇段試験も4回連続で落ちたそうです。高校生でレギュラーとなり、高校三年で県大会で個人・団体共に優勝しました。
大器晩成、努力型の天才ですね。